結膜弛緩症について

結膜弛緩症

結膜弛緩症は、結膜(白めの部分)の皮がたるんで襞が生じ、その部分に涙が溜まる病気です。通常、結膜には多少の緩みがあるため、眼球を動かした際に涙が適度に排出されます。しかし、緩みが大きくなり過ぎると、結膜が涙点を塞いでしまい、涙液が排出されにくくなります。これにより、涙が目に溜まっているにも関わらず、ドライアイのような不快症状が起こりやすくなります。

結膜弛緩症の主な症状

  • 眼が霞む、しょぼしょぼする
  • 眼が乾きやすくなった感じがする(ドライアイなど)
  • まぶたの裏がゴロゴロする
  • 目が充血している
  • 結膜から血が出てくることがある
  • 涙が出る
  • 目薬をしても、薬効成分が目に浸透していかない感じがする
  • など

結膜弛緩症の原因について

なぜ結膜弛緩症になるのかについて、詳しい原因は分かっていませんが、加齢に伴って増加してきます。また、コンタクトレンズの装用や眼の酷使により、ドライアイを患った方に多く見られます。

結膜弛緩症の治療について

以前は結膜を外科的に切除し、縫合することが多かったのですが、最近はあまり行われなくなりました。主に人工涙液やヒアルロン酸、抗炎症薬などを用いた薬物療法を行い、症状の改善を目指します。

また、結膜弛緩症は結膜のたるみによって起こりますので、薬物療法で十分な効果が見られなかったときは、凝固器具を使用して結膜のたるみを収縮させ、眼の表面のしわを取り除きます。片方の目でしたら、5分前後で行えます。この手術の後、2週間ぐらいはゴロゴロした異物感がありますが、徐々に警戒していきます。